NPO 法人共助の場 集楽とは?

【設立趣旨】

現在を生きる私たちは、さまざまな「生きにくさ」に取り囲まれています。

国際的な富の争奪や営利追求によって、貧困の増大、格差の固定化、

情報の氾濫や高ストレスによって心身が蝕まれています。

個々の家庭の生計につながる地域経済、また日本経済も明るい展望をもちえていません。

 

そして、生きていく上で不可欠なさまざまな支え合いが、

生活の場で、働く場で、大きく崩れていっています。

生活を支えることが困難な中で、家族の絆すらもこわれていっています。

私たちは、自己責任という断絶の論理にとりこまれ、

きびしい社会の中に立っていなければならないのでしょうか。

 

今日の閉塞状況を根本的に変えてゆくには、社会的・政治的な変革に基づく

新たな公助の枠組みが必要です。

私たち自身がいま取り返し、強めたいのは、助けを求める力、

助けの手をさしのべる力、支え合う力です。

共助こそが今の社会に展望を切り開けると信じます。

 

共助によって、関わりをより強く豊かなものにし、個々の潜在力を引き出し、

それらをまた同調させて地域社会の力とすることが出来ると思います。

私たちのくらしの中に、私たち自身の手で「共助の場」をつくることによって、

地域の力を活かし、潜在力を鍛え、「仕事」を作り、事業をおこし、

新たな価値を生み出すと考えます。

 

特定非営利活動法人を設立して、地域に「共助の場」を創ることにより、

自律と共同の力を強め、広く社会と世界の人々の輪につながっていくものです。

 

                              2010年11月6日

                                 蔦川 正義

                                    (設立趣意書より)